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平成24年度(研究補助)広角中心窩望遠鏡の開発補助事業
研究の概要
本事業の目的は,人間の眼のように広視野を保持しつつ視野の中心部分で詳細にものを
見ることが出来る広角中心窩望遠鏡を開発することである.このような望遠鏡の開発により,
高倍率望遠鏡のもつ問題点を解決し,遭難者の発見・救助作業を効率よく行うことが可能になる.
8月期における進捗
対物側レンズの1次設計が完了した.
広角中心窩望遠鏡対物レンズ部の1次設計レイアウト図
広角中心窩望遠鏡対物レンズ部の1次設計3Dシェードモデル
11月期における進捗
対物側レンズの2次設計を実施した.
目標像高関数に基づいた望遠鏡で観測されるイメージ
広角中心窩望遠鏡対物レンズ部の2次設計レイアウト図
広角中心窩望遠鏡対物レンズ部2次設計のスポットダイアグラム
広角中心窩望遠鏡対物レンズ部の2次設計3Dシェードモデル
2月期における進捗
光学機器メーカーの協力を得て試作を実施した.
広角中心窩望遠鏡の構成図(接眼レンズ付)
広角中心窩望遠鏡の写真(左:対物レンズ,右:接眼レンズ付)
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- 50m前方タクシー走行中(周辺視野に歩行者あり) 100m前方歩行者あり(周
辺視野にも歩行者あり)
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Last Update 19/Mar/2014
This research is supported by
(財)JKA平成24年度機械工業振興補助事業(研究補助).